初期齲蝕への対応 進行が止まっている初期齲蝕に関しては、患者さんに大きさが変わっていないことを説明し、引き続き口腔ケアにしっかり取り組んでもらえるよう指導する。また口腔ケアを怠ったり、食生活が乱れたりすると再び進行してし […]
ブログ・お知らせ
本稿の目的:口腔粘膜疾患およびベーチェット病に対するクリニックでの診査、対応 【口腔粘膜疾患に対する診査】 口腔粘膜全体の観察と経過に関する十分な問診が必要。頸部など、可能な皮膚の検索も適宜行う。通常のアフタ性潰瘍であれ […]
本稿の目的:エンド治療に関する質問と回答 【Q32】 他科疾患で処方されている薬剤が、根尖病変の治癒に影響することはありますか? 【A32】 脂質異常治療薬のStatinを長期間服用した患者において、非服用 […]
誤嚥性肺炎の病因と病態 今日、肺炎による死亡率が上がり、2011年に日本人死因第3位となった。 効果的な薬を投与しても、なぜ死亡率は上がるのか、これが誤嚥性肺炎の一つの特徴で、すなわち、抗菌薬で治療するだけでは死亡率は下 […]
臨床のギモンを明確〇×判定 まとめ 補綴臨床 Vol52 NO.2 2019.3 ジルコニアは硬いので対合歯を摩耗させる? 答え× 鏡面研磨仕上げしたジルコニアは対合歯の摩耗が最も少ない。 ジルコニアは歯科修復物の中 […]
放射線治療前後の抜歯まとめ 科学的根拠に基づく口腔癌診療ガイドライン2013では、放射線性顎骨壊死は抜歯を契機に発症することから、照射後の抜歯は原則的に禁忌とされている。照射開始前に照射部位の保存不可能となる歯を除去する […]
歯性上顎洞炎 歯性上顎洞炎は副鼻腔炎の約10%に存在し、CTによる検討では38%を占めるといわれている。臨床症状、原因歯の存在、画像診断にて総合的に診断される。原因歯としては、上顎洞と最も近接している第1大臼歯が最も高く […]
本稿の目的:歯根吸収発生のメカニズムと臨床的なマネージメント 歯根吸収の発生 歯根吸収の発生には、「炎症+非石灰化組織損傷」が必要である。炎症により活性化した破歯細胞がセメント質、象牙質などの石灰化組織に結合すると歯根吸 […]
複数歯に及ぶ外科的医療対応について 東京医科歯科大学 大学院医学部総合研究科 航空機能再構築学口座 歯髄生物分野 飯野由子、興地隆史 この症例報告では、複数歯にわたる根尖病巣がある場合の診断の注意点、治療の注意点について […]
本稿の目的:舌癖を防ぎ、将来の開咬を防ぐ 開咬症状 1.正常に嚥下ができない 2.顎関節に異常が起こりやすい 3.発音が不鮮明 舌突出癖の原因 1.乳児型嚥下の残存 2.指しゃぶり 3.交換期の空間閉鎖 乳 […]